結婚披露宴の準備はやることが多く不安になりがち。本記事では6か月前から当日までの準備スケジュール、招待状・席次・衣装・引出物の選び方、当日の持ち物や披露宴後の対応まで、百貨店視点の実務的なマナーとおすすめギフトをわかりやすく解説します。
そもそも結婚とは?
結婚とは入籍や挙式などで二人が夫婦の縁を結ぶことです。人生での大きな節目であり、結婚式や披露宴では二人が主役です。近年では従来の形式のほか、オンライン形式など、さまざまな形式の結婚式や披露宴のスタイルがあります。
それぞれの特徴を踏まえて、二人にとって良い方法を選択しましょう。
さまざまな結婚式の形式
まずは結婚式の代表的な形式を知って、どんな式にしたいかをお互いに話し合いましょう。
挙式のスタイルは、教会式(キリスト教式)、神前式、仏前式、人前式などがあります。
- 教会式(キリスト教式)
本来はキリスト教徒が自分の所属する教会で行うものですが、信者でなくてもチャペルを設けているホテルや結婚式場で行うことができます。比較的大勢が列席できるので、人気の高いスタイルといえるでしょう。 - 神前式
日本で昔からあるスタイルです。神社のほか、ホテルや結婚式場にある神殿で執り行います。列席するのは、新郎新婦・両親・媒酌人夫婦・両家の親族が一般的です。 - 仏前式
先祖代々のお墓がある菩提寺かその宗派のご本山や自宅の仏壇の前などで執り行います。仏様とご先祖様と親族に結婚の誓いをします。 - 人前式
決まった形式がなく、場所や儀礼にとらわれない式ができます。挙式に立ち会った全員がその結婚の証人となります。
結婚披露宴の準備、いつから始める?
披露宴準備は一般的に“半年前”から本格化します。会場・日取りの決定、ゲストの候補出し、衣装の検討、演出の方向性など、後ろにずらせない決定事項から着手するのがコツです。
結婚式(挙式)と披露宴は役割が異なり、挙式は神仏や参列者へ結婚の誓いを立てる儀式、披露宴はお披露目の会食(パーティー)を指します。両者は同日に連続して行うケースが多く、挙式のみ・披露宴のみでも構いません。
まずはふたりの希望を言語化し、両家の意向も丁寧にすり合わせて、無理のない全体計画を描きましょう。
時期別・結婚披露宴の準備スケジュール
結婚披露宴の準備は「全体像」を把握することが第一歩です。
理想的には挙式の12ヶ月前から準備を始め、6〜9ヶ月前に会場・日程を確定し、3か月前には招待状や引出物の目処をつけると安心です。早めに進めるほど選択肢が広がり、見積もりやスケジュール調整に余裕が生まれます。
忙しい新郎新婦はブライダルサロンや式場プランナーと相談しながら、段取りを分担して進めると効率的です。以下は一般的な時系列の準備項目です。ご都合や会場により前後しますので、式場担当者と早めに相談しましょう。
半年前〜3か月前にやること
会場決定、予算の仮設定、ゲストリスト作成を行います。衣装選びを開始し、写真・映像や司会候補とも打ち合わせを始めます。演出のイメージを固め、引出物の検討もこの時期に着手するとよいでしょう。必要に応じて両家の顔合わせや結納の手配も行います。
3か月前〜1か月前にやること
招待状の最終文面を確定し発送の準備を進めます(発送は挙式2〜3か月前が目安)。引出物の最終選定と発注、席次表・席札の準備、進行表の仮組みを行います。衣装の最終フィッティングやヘアメイクリハーサル、BGM候補の整理もこの時期に行いましょう。
1か月前〜直前にやること
出席の最終確認を行い、席次・座席表を確定します。引出物の納品確認や会場への最終指示、当日持ち物リストの作成を完了させます。最終衣装合わせ・最終打ち合わせ(進行・音響・映像)を行い、当日の流れをスタッフと共有しておきます。
招待状と席次表の準備
招待状を送るタイミングと文面例
結婚式や披露宴の招待状は、周囲への報告を済ませたあとに送ります。招待状は原則として挙式の2〜3か月前に発送し、返信期限は発送から約3〜4週間後に設定します。文面では日時・場所・受付時間・ドレスコード(必要な場合)・返信期日を明瞭に記載してください。
文章の流れとしては、頭語の後に時候の挨拶、招待の案内、結語、差出日と差出人の名前と続きます。日時と場所、返信の期日はわかりやすく記載しましょう。加えて結婚式や披露宴のスタイルを記載すると親切です。招待状の差出人は、披露宴の主催者です。以前は両家の親の名前で書くことが一般的でしたが、最近は新郎新婦の名前も増えてきました。
婚礼関係の招待状では句読点を使わず、「去る」「別れる」などの忌み言葉も避けたほうが良いとされています。
【新郎新婦が差出人の場合】
謹啓 早春の候
皆様におかれましては
ますますご清祥のこととお慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては 皆様により一層のご指導を賜りたく
ささやかではございますが 披露の宴を催したく存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが ぜひご出席賜りますよう お願い申し上げます
敬白
令和○年3月吉日
○○○○(新郎フルネーム)
○○○○(新婦フルネーム)
記
日時 令和○○年○月○日
午後○時○分(午前○時○分受付)
場所 ○○ホテル
東京都○○区○○ 1-1-1
(○○駅から徒歩○分)
電話番号 03-1234-5678
なお お手数ではございますが ご出欠のお返事を ○月○日までに賜りますよう お願い申し上げます
席次表について
席次表は最終人数確定後に作成し、上座下座や肩書きの表記に配慮します。会社関係者が多い場合は役職表記の有無を確認して統一することがマナーです。
披露宴の衣装・小物準備
新郎新婦の衣装(ドレス・和装)は会場の雰囲気や演出に合わせて選びます。挙式の6〜9か月前から試着を始め、最終合わせは挙式1〜2週間前が安心です。小物(靴、ベール、アクセサリー、和装小物)や下着類、着付けの時間もスケジュールに組み込みましょう。親族やゲストの服装マナー(和装の有無、淡色・黒の扱いなど)も事前に案内しておくと安心です。三越伊勢丹のブライダルサロンでは衣裳相談や和装の専門サポートが受けられます。
引出物・記念品の選び方とマナー
引出物は基本的に「引出物(残る品)+引菓子(消え物)」の組み合わせが一般的です。
品目は3品目構成(記念品・縁起物・消え物)が好まれ、1人当たりの目安はゲスト属性により変わりますが、友人2,000〜4,000円、会社関係3,000〜6,000円、親族5,000〜10,000円を基準にされることが多いです。
百貨店品質の引出物は素材や包装に信頼があり、来賓にも安心してお渡しできます。贈る品は贈答マナーに沿ってのし対応や包装も確認しましょう。
三越伊勢丹がおすすめする引出物にふさわしいギフト
ここでは会場で配る引出物にふさわしい、年代や好みに合いやすい三越伊勢丹品質の商品をご紹介します。用途や予算に合わせてお選びください。
〈フォートナム&メイソン〉ティーバッグ・焼菓子詰合せ【699023】
3,240円(税込)
〈愛国製茶〉銘園の誉一葉【671283】
3,240円(税込)
〈アリタポーセリンラボ〉ライスボウル メントリ 2個セット【598013】
3,850円(税込)
〈綿菱〉フェイスタオルセット【698063】
5,500円(税込)
〈ブライダル セレクトギフト〉オレガノコース(冊子タイプ)【539863】
5,500円(税込)
披露宴当日の持ち物・直前チェックリスト
当日は小さな忘れ物でも進行に影響します。
婚姻届のコピー、指輪、筆記用具、進行表、予備のストッキングや糸針・安全ピン、絆創膏、替えのアクセサリー、モバイル充電器、救急セット、ハンカチ、メイク直し道具、交通費・お車代の手配書類などを準備しておきましょう。
会場スタッフと最終確認を行い、責任者の連絡先を常に携帯しておくと安心です。
披露宴後にお礼・内祝いは必要?
披露宴後は、いただいたご祝儀や贈り物に対してお礼状を送るのがマナーです。
お礼状は挙式後1〜2週間以内に送るのが望ましく、内祝い(ご祝儀返し)は概ね1か月以内に手配するのが一般的です。
内祝いは金額や関係性に応じて品物やカタログギフトで対応します。百貨店の包装・のし対応を利用すると手続きがスムーズです。


迷ったら三越・伊勢丹のブライダルサービスへ
結婚にまつわることははじめてのことが多く、何から準備したらいいのか困ることも少なくありません。少しでも迷ったら、専門的な視点からアドバイス可能なブライダルサービスを検討するのもひとつの方法です。
ブライダルサロンではさまざまな準備のサポートをし、スケジュール、しきたり・マナーなどの相談にもお応えしています。
ブライダルサロンでは、お二人のご希望に沿った結納品や結婚式場、引出物の手配など、ご結婚の準備から新生活のサポートまでトータルでお手伝いいたします。
ブライダルクラブのご入会、お顔合わせ、ご結納、結婚式、フォトウエディング、衣裳、引出物など、結婚にまつわることを幅広くお手伝いさせていただきます。
結婚披露宴準備に関するよくある質問
Q1:披露宴準備は何か月前から始めれば安心ですか?
理想は12ヶ月前、遅くとも6か月前には主要項目を固めると安心です。直近3か月で一気に進めることも可能ですが、余裕があるほど選択肢と節約の余地が広がります。
Q2:引出物はゲスト全員同じでなければいけませんか?
基本は全員同じ内容に統一しますが、年配の親族や特別なゲストには別途上質な品を用意する個別対応も一般的です。事前に会場や三越伊勢丹に相談して手配しましょう。
Q3:招待状の返信期限はいつに設定すべき?
発送から2〜3週間後を返信期限にするのが目安です。席次作成や手配のために余裕を持って設定しましょう。
Q4:衣装はドレスと和装どちらを選ぶべき?
会場の雰囲気やご家族の希望、演出に合わせて選びます。両方を検討する場合は、試着やフィッティングの回数・お直し日程を余裕をもって調整してください。百貨店のブライダル窓口で相談可能です。
まとめ
結婚披露宴の準備は「段取り」と「マナー」を押さえることで無理なく進められます。時期ごとのタスクを整理し、招待状・引出物・衣装・演出の各項目は早めに検討することが成功の鍵です。三越伊勢丹のブライダルサービスや引出物ラインナップを活用いただければ、準備の手間が軽減され、ゲストに喜ばれる披露宴の実現に近づきます。



